2018年02月20日(火)
[2018.02.14]

【トラベル】京の冬の旅*今だけの京都へ<4>

妙覚寺の変になっていたかも!?

日蓮宗京都十六本山のひとつ「妙覚寺」の大門は、
豊臣秀吉が作らせた「聚楽第」の裏門を、
1663年に移築したものといわれており、
聚楽第の数少ない遺構のひとつとして伝えられているもの。

また、日本美術史上最大の画派、
狩野派の菩提寺でもあるこちらのお寺には、
狩野元信筆と伝わる、
幅4.6m×高さ5.9mの
「大涅槃図(だいねはんず)」などを特別展示。

「京の冬の旅」特別公開期間中は、
本堂内で画家・塩澤文男氏による
<お釈迦さまと四天王>の絵の制作が行われており、
運が良ければ制作の様子を間近で見られるチャンスも。

実はこの妙覚寺の一九世日饒(にちじょう)上人は
美濃の戦国大名・斎藤道三の息子だった縁から、
道山の遺書も目にすることができる。

さらに、道三の娘・濃姫を妻としていた織田信長
の京都での定宿でもあったという興味深い
史実も。

信長は、京都に20数回訪れているが、
うち妙覚寺に宿泊したのは18回。
対して、かの本能寺には3回しか泊まっておらず、
その3回目に明智光秀によって討たれることに。

もしかしたら、本能寺の変ではなく、
妙覚寺の変になっていたかもしれない…。
そんな歴史ロマンに思いをはせてみるのもオツなものだ。

定期観光バス特別コースで快適に冬の京を巡る

*京の冬の旅・定期観光バス特別コース
            *京の建築・名宝めぐり

現存・最古最大の禅堂や大涅槃図など
「京の冬の旅」初公開箇所の貴重な文化財を巡る特別コース。
昼食は、東福寺の非公開塔頭寺院・栗棘庵で
「高澤」の京料理を。

JR京都駅烏丸口10:10発 
料金/大人9200円・小児6120円

問/京都定期観光バス予約センター
TEL075-672-2100
■ホームページ:https://www.kyokanko.or.jp/index.html